教員紹介
瀬戸山 晃一
教授・京都府立医科大学医学研究科医学生命倫理学
学歴
- 1999年8月
- 米国ウィスコンシン大学マディソン校ロースクール M.L.I. Program 修了
Master of Legal Institutions (法学修士)
- 2002年8月
- 米国ウィスコンシン大学マディソン校ロースクール LL.M. Program 修了
Master of Laws (論文修士)
- 2002年9月
- 米国ウィスコンシン大学マディソン校ロースクール Doctor of Juridical Science (S.J.D.)プログラム 進学 Dissertator資格取得
- 2004年3月
- 米国ウィスコンシン大学マディソン校ロースクール Doctor of Juridical Science (S.J.D.)プログラム単位取得満期退学
- 2004年3月
- 大阪大学 法学研究科 単位取得満期退学
- 2005年3月
- 大阪大学 法学研究科 修了 博士(法学)
主な職歴
- 2004年4月~2008年4月
- 大阪大学大学院法学研究科専任講師
- 2004年9月~2008年3月
- 大宮法科大学院大学非常勤講師(法理論集中講義)
- 2008年5月~2013年3月
- 大阪大学留学生センター准教授(2010年4月~国際教育交流センターに改組)
- 2013年4月~2015年3月
- 大阪大学未来戦略機構第一部門超域イノベーション博士課程プログラム特任教授(常勤)
- 2013年4月~2016年3月
- 大阪大学大学院法学研究科招聘教授
- 2013年4月~2016年3月
- 大阪大学高等司法研究科招聘教授
- 2015年4月~継続中
- 京都府立医科大学大学院医学研究科医学生命倫理学(人文社会科学教室)主任教授
京都府立医科大学研究開発・質管理向上統合センター、研究倫理教育・管理部門長(2019年3月まで)
- 2017年5月~2020年3月
- 京都府立医科大学 学長特別補佐(併任)
- 2017年10月~継続中
- 奈良県立医科大学非常勤講師(「実践的医療倫理Ⅰ」担当)
- 2020年10月~継続中
- 立命館大学法科大学院非常勤講師(「生命倫理と法」担当)
- 2023年4月~
- 京都府立医科大学医学部 医学基盤教育部長(併任)
- 2023年10月~
- 九州大学医学系学府非常勤講師(「医療と生命倫理」担当)
主な著書・論文
- 日本医事法学会大会ワークショップ「法科大学院における医事法・生命倫理法の教育の現状と課題」『年報医事法学』39、日本評論社 2024年
- 「遺伝情報のプライバシーと遺伝子差別の法規制」シンポジウム「ゲノム医療法の諸問題」日本医学哲学・倫理学会編『医学哲学 医学倫理』第42号 2024年
- 「ゲノム医療推進法の成立と遺伝子差別禁止法制定に向けての法政治的問題の考察」日本法政学会『法政論叢』第60巻1号 2024年
- 「遺伝子解析研究の発展によるゲノム情報のプライバシーと遺伝子差別」丸山マサ美編著『生命倫理学概論』大学教育出版 2024年
- 「ゲノム医療推進法」『がんゲノムペディア77のキーワードで理解するゲノム医療とゲノム研究』羊土社 2024年
- 「遺伝情報差別禁止法」『がんゲノムペディア77のキーワードで理解するゲノム医療とゲノム研究』羊土社 2024年
- 【書評】医事法講座第13巻甲斐克則編『臨床研究と医事法』(信山社2023年)、甲斐克則責任編集『医事法研究第9号』信山社 2024年
- 「生命保険と遺伝情報」医事法判例百選【第3版】、別冊ジュリストNo.258有斐閣 2022年
- 『看護をめぐる法と制度 (ナーシング・グラフィカ 健康支援と社会保障(4))』メディカ出版 2019年
- 『バイオエシックスーその継承と発展―』(共著)川島書店2018年
- 『医事法辞典』(共著)2018年
- 『ドーナツを穴だけ残して食べる方法~越境する学問:穴からのぞく大学講義』(共著)大阪大学出版会 2014年
- 『現代社会再考――これからを生きるための23の視座』(共著)水曜社 2013年
- 『レクチャー生命倫理と法』(共著)法律文化社 2010年
- 『日米の医療―制度と倫理―』(共著)大阪大学出版会 2008年
- 『遺伝情報と法政策』(共著)成文堂 2007年
- 「遺伝子差別と生物学的格差是正」『法の理論39』所収、成文堂2021年
- 「自律にはナッジで十分か?」橋本・那須編『ナッジ!? リバタリアン・パターナリズムの制度理論』所収、勁草書房 2020年
- 「遺伝子差別と平等―生物的格差と社会的格差の是正―、『法の理論38特集「生命医科学の発展と倫理的法的社会的問題」』所収、成文堂 2020年
- 「研究倫理教育の現状と課題―効果的な研究倫理教育の方法論とその評価尺度の検討―」日本医学哲学・倫理学会編『医学哲学・医学倫理』第37号所収、2019年
- 「医療と医学研究におけるパターナリズム」『植木哲古希記念論文集』所収、勁草書房(2017年)
- 「各種倫理委員会における非医学系委員の役割の実態調査」科研費基盤研究報告書(2017年)
- 「医学研究の倫理審査委員会における非医学系倫理委員の意義の役割」日本医学哲学・倫理学会『医学哲学 医学倫理』第34号 2016年
- 「非医学系倫理審査委員の現状と役割」『京都府立医科大学雑誌』第127巻第7号 2016年
- 「医療の進歩と法政策」日本法政学会編『法政論叢』51巻2号 2015年
- 「新型出生前診断技術の利用をめぐる倫理的懸念の考察」法政学会『法政論叢』50巻2号 2014年
- 「生命科学技術の発展と法~遺伝学的情報のプライバシーと遺伝子差別禁止政策~」(愛知学院大学宗教法制研究所『宗教法制研究:法と宗教をめぐる現代的諸問題(五)』第54号 2014年
- 「法的パターナリズム論の新展開(2・完)~非強制的リバタリアン・パターナリズム論の含意と法規制~」大阪大学法学会『阪大法学』第64巻第2号 2014年
- 「遺伝学的情報と法」名古屋大学『法政論集』250号 2013年
- Arguments For and Against Genetic Privacy Protection Laws—- Is It Fair to Prohibit the Use of Predictive Medical Information in the Health Insurance and Employment Context? —-, 54 Osaka University Law Review pp. 13-69 (2007).
- Legal Protection Restricting Genetic Discrimination in U.S.A, 53 Osaka University Law Review pp. 137-197 (2006).
- Key Issues and Problems of Genetic Anti-Discrimination Laws, 53 Osaka University Law Review pp. 199-241 (2006).
- Privacy of Genetic Information, 52 Osaka University Law Review, pp. 75-105 (2005).
- 自己決定の合理性と人間の選好――Behavioral Law & Economicsの知的洞察と法的パターナリズム――(日本法哲学会編 『宗教と法―生と俗の比較法文化(法哲学年報2002)』有斐閣2003年所収)
- 現代法におけるパターナリズムの概念――その現代的変遷と法理論的含意――.阪大法学第47巻第2号 1997年6月
実務に関する活動等
- 日本臨床倫理学会 評議員
- 一般社団法人日本生命倫理学会 監事、代議員、30周年年次大会長
- 日本医学哲学・倫理学会 学会長(2023年10月大会~)、理事、組織運営委員長、2019年年次大会実行委員長、評議員
- 一般財団法人VR研究倫理学会 理事・評議員・学会長(2022年11月~)
- 日本医事法学会
- 日本法哲学会
- 日本法社会学会
- 法哲学・社会哲学国際学会連合
- 日本法政学会
- 法と経済学会
- World Association for Medical Law(2019年8月~継続中)
- 日本学術振興会・科学研究費選考委員会専門委員(2010年12月~2013年3月)
- 京都大学医生物学研究所医の倫理委員会委員(2011年1月~継続中)
- 大阪府新型インフルエンザ等対策審議会委員(2014年4月~2016年3月)
- 国立循環器病研究センター治験審査委員会委員(2014年6月~継続中)
- 国立循環器病研究センター利益相反マネジメント専門委員会委員(2014年6月~継続中)
- 国立循環器病研究センター臨床研究倫理審査委員会委員(2021年10月~継続中)
- 国立循環器病研究センター研究実施体制及び組織体制検証会議構成委員(2021年3月~7月)
- 大阪大学医学部附属病院臨床研究審査委員会委員(2018年4月~継続中)
- 大阪大学医学部附属病院治験審査委員会委員(2018年7月~2023年3月まで)
- 大阪大学研究倫理審査委員会委員(2022年11月~継続中)
- 日本血液学会倫理委員会外部委員(2015年10月~継続中)
- 医療法人財団康生会武田病院特定認定再生医療等委員会委員(2020年~継続中)
- 京都府立医科大学臨床研究倫理審査委員会委員(2018年2月~継続中)
- 京都府立医科大学特定認定再生医療等委員会委員(2015年~継続中)
- 京都府立医科大学医学倫理審査委員会委員(2015年~継続中)
- 京都府立医科大学附属病院臨床倫理相談委員会委員(2015年~継続中)
- 京都府立医科大学遺伝子組換え実験安全委員会委員(2015年~継続中)
競争的公的研究活動(研究代表を務めたもののみ)
- 遺伝情報のプライバシーと遺伝子差別の法規制(科研費基盤研究B)
- 各種倫理委員会における非医学系委員の役割の実態調査と考察(科研費基盤研究C)
- 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の研究公正高度化モデル支援事業(2016年度~2018年度年度)「研究データの信頼性確保を中心としたモデル教材開発並びに教育機能と評価尺度を備えた履修管理システムの構築」
- 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の研究公正高度化モデル支援事業(第2期2019年度~2021年度)「学際的アプローチによる研究倫理教育のモデル評価プログラムの開発と検証」
- 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)/ 社会技術研究開発センター(RISTEX)の「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム」(令和2年度)「遺伝子差別に対する法整備に向けての法政策の現状分析と考察」
- 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)/ 社会技術研究開発センター(RISTEX)の「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム」(2022年度~2025年度)「公正なゲノム情報利活用のELSIラグを解消する法整備モデルの構築」
*主な著書・論文、実務に関する活動等については、主なもののみ掲載しています。
教員一覧へ戻る