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研究科長室より

一年の計

2020/01/09

 2020年、新しい年が始まりました。例年、年末年始は三重の自宅で過ごしていますが、年末から餅つき、料理にしめ飾り、と一通りの準備をし、雑煮とおせち料理で今年の元旦を迎えました。手作りをした鏡餅が今年は形よくできたので、年始のご挨拶代わりに写真をお届けします。

「一年の計は元旦にあり」、と言います。英語では、“New year's day is the key of the year.” となるようです。ただ、この英語の表現では、「はじめよければ終わりよし」という感じになって、年頭の覚悟が伝わってこない気がします。年のはじめに「計」、すなわち自ら定めた目標を立てることに意味があるのだと思います。4月に研究科長職を引き継いでから9か月あまり、私にとって2019年は周囲の状況に対応することで精一杯の年でした。引き続き20204月からの2年間も研究科長を務めることになりましたし、今年は、自ら課題を発見し、それに向き合い、その解決に取り組む年にしたいと思っています。今までのやり方を踏襲するのではなく、常に前向きに、です。西尾総長も今年の年頭挨拶の中で、「前例がない」、「予算がない」等の理由で改革の歩みを止めてはならないとのメッセージを発しておられました。これを肝に銘じつつ、高等司法研究科をトップ・ロースクールといえる水準にすべく、たとえ小さなことであっても、努力を重ねていきたいと思います。

 在学生諸君も、これから高等司法研究科を受験しようと考えている人も、一年の計をあらためて考えてみてください。

 

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