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研究科長室より

秋季卒業式

2020/10/06

 秋です。10月に入ってようやく、朝晩に涼しさを感じるようになってきました。  秋冬学期からは、部分的に対面での授業ができるようになりましたから、私自身も9月23日から8か月ぶりに教室で学生を目の前にして授業をはじめています。Zoom等のテレビ会議システムを使った授業でも、学生の顔は見えるのですが、臨場感は教室での授業の方が格段に勝ります。感染予防の手立てを講じながら、大学の日常を取り戻していくことが必要だと考えています。

 その一例ですが、9月25日に秋期卒業式が吹田キャンパスのMOホールでありました。卒業式では、研究科長は総長、理事とともに、式服(アカデミック・ドレス)を着用します。今年は3月の卒業式、4月の入学式が中止になったので、これを着る機会も1年ぶりです。式服は、黒いローブと角帽(モルタルボードというのだそうです)からなります。この式服、日本の国立大学では、大阪大学が1992年(平成4年)6月19日から用い始めたのが最初だそうです(ウィキペディアの解説による)。学位を授与される人が着用するという考え方もあるようですが、大阪大学では授与する側がこれを着て壇上に並ぶ、という式のスタイルです。

 なお、この日の午後には、豊中キャンパスに戻り、研究科長室で高等司法研究科の修了者に対する簡単な授与式を行いました。9月修了者は5人で、そのうち3人に学位記を直接手渡すことができました。私からは、9月修了者は、修了から司法試験受験までの期間が半年長いというメリットもあるのだから頑張ってほしいという激励とともに、お祝いの言葉を伝えました。

 

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