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研究科長室より

2021年の秋

2021/10/05

 2021年度の秋~冬学期の授業が9月22日から始まっています。8月の中旬まで期末試験の採点や模擬裁判があり、個人的な事情ですが、持病の胆石の手術のための入院というハプニングがあったために、今年は休みらしい休みがない夏休みでした。いつの間にか季節は秋、という感じです。

 秋は、いろいろな行事が目白押しです。9月11日には、2022年度入試の特別選抜試験(他学部・社会人、グローバル、法曹コース5年一貫型)がありました。法曹コース5年一貫型では、阪大法学部の法曹コースで学んでいる優秀な受験者が本研究科を受験してくれました。志願者数は想定を下回りましたが、来年春には、新しい制度を経た入学者を迎えることになります。

 9月24日には、秋季卒業式が吹田キャンパスのコンベンションホールで行われました。高等司法研究科の修了生は4人で、そのうち3人が大学全体の式典にも参加してくれました。午前中の吹田での式典のあと、午後には豊中キャンパスに戻り、研究科長室で研究科としての修了式を行いました。学位記を渡したあとで、大学の式典にも参加してくれた修了生3人と少し話をしました(写真左下)。打ち合わせなどを別にすれば、研究科長室で人と会うのも久しぶりでした。  

 9月30日には、今年の司法試験合格者による在学生向けの報告会が開かれました。今年は合格者の話を出席者全員が聞く、という方式でなく、3つの少人数のグループに分かれて、合格者が各グループを回って話す方式でした。同じ話を3度してもらうことになった合格者3人には、この場を借りて感謝の意を表します。  

 10月3日には、青雲会(法学部同窓会)の総会がありました(写真右下)。新型コロナの影響で、昨年にひき続いて7月の予定が延期され、総会と講演会のみの実施となりました。講演会の講師は公益財団法人日本生命済生会の三木章平氏と日本生命病院の笠山宗生氏(いずれも阪大OB)。演題は「ウィズコロナの時代をどう生きるか」というものでした。三木氏からは、少子高齢化が急激に進行する中での「健康寿命」の重要性を、笠山氏からはコロナ対応に追われた病院の実状などを伺うことができました。病後の私には、生活習慣を見直さなければいけないことを再確認する機会にもなりました。

 

左:9月修了の修了生と/右:青雲会総会

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