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最高裁判所への訪問記(9月11日)を掲載しました

2019/10/03

9月11日(火)に本学の学生10名、関西大学の学生3名とともに最高裁判所を訪問しました。

最高裁判所への訪問 

 当日は、初めに最高裁判所判事を表敬訪問させていただき、その後、庁舎見学を行いました。最高裁の建物は、外壁から内部まで石張りで統一されており、司法権を担う重厚さと品格を感じるものでした。また、残念ながら、今年は大法廷が改修工事中であるため、第三小法廷のみを見学させていただきました。
 その後、上席調査官による、最高裁調査官の役割と職務に関する講義を受けた後、三浦守最高裁判事から御講話をたまわりました。三浦判事からは、自分の頭を使って考える勉強をしなければならないということ、法律の勉強に加えて法律以外の経験を積まなければならないということをご教示いただきました。改めて、社会は法律だけで動いているわけではなく、社会のあり方を知らなければ物事の本質を見極めることができないということを認識することができました。それと同時に、実務に出てからも、法律家である以上、常にアンテナを高く張り、さまざまな事柄を学び続ける姿勢が重要であると痛感しました。
 今回の訪問は、その前日に、法務省の訪問、東京地方裁判所における集中証拠調べの傍聴、また当日午前に、軸丸欣哉弁護士(弁護士法人淀屋橋・山上合同)による、一般社団法人日本野球機構における法律顧問業務に関する講義を受けた後に、行われたものでした。2日間という短い期間でしたが、法曹三者の先生方から、それぞれの経験や職務の魅力を伺うことができ、司法試験に合格して実務家を目指す上で、非常に貴重な気づきの場を得ることができました。

高等司法研究科 2年次 鷹合宣宗

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